マイホーム購入は「自分が入居者となる不動産投資」

人生設計
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1. マイホーム vs 賃貸の議論は永遠に続く

マイホームを購入するべきか、それとも賃貸で暮らすべきか——この議論は昔からあり、結論が出ることはありません。

なぜなら 「どちらが得か?」 という問いには、個々のライフスタイルや価値観、経済状況によって答えが変わるからです。

「マイホームは資産になる」「賃貸は自由が利く」「住宅ローンはリスク」「家賃はもったいない」……

どれも一理ありますが、 最終的には『人による』という結論に落ち着きます。

では、私はどちら派なのか?

結論から言うと 「マイホーム派」 です。

その理由を、投資的な視点を交えながら解説していきます。


2. マイホーム購入は「自分自身への不動産賃貸」

マイホームを買うことは、ある意味 「自分に対する不動産賃貸」 だと考えています。

どういうことかというと、

最初の入居者は自分自身なので、空室リスクゼロ!
長期入居者(=自分)が確保できている状態で賃貸業を開始できる
不動産投資と同じ視点で物件選びをすることで、リスクを抑えられる

つまり、 「自分が住む前提だが、万一予定が変わっても賃貸に出せる価値のある物件を選ぶ」 ことで、

将来的に 売却や賃貸に出す選択肢を持ちながら住める ということです。

この考え方があると、

「買った家が負債になるのでは?」

という不安もかなり減ります。


3. マイホーム購入のメリット

① 低金利での借り入れが可能

住宅ローンは、通常の アパートローンや事業用ローンよりも圧倒的に低金利 です。

例えば、【2025年3月時点】の住宅ローン金利は 0.3〜1.0% 程度ですが、

アパートローンや投資用ローンは 2〜4% が一般的。

この 金利差は非常に大きく、支払総額に大きな影響を与えます。

特に、 今後金利が上がる可能性が高い ことを考えると、

低金利のうちに固定金利で借りておくのは賢い選択かもしれません。

② 税制メリットが豊富

マイホームを購入すると、以下のような 税制メリット があります。

🔹 住宅ローン控除(一定期間、所得税や住民税が軽減される)
🔹 固定資産税の軽減措置(新築住宅なら一定期間、税額が半減)
🔹 不動産取得税の軽減措置(条件を満たせば軽減される)

これらをフル活用することで、トータルコストを大幅に抑えられます。


4. マイホーム購入時の注意点

「もし自分が引っ越した場合、この物件を貸せるか?」

この視点を持つことが、マイホーム購入で失敗しないポイントです。

① 立地は超重要!

🏠 駅近 であればあるほど、賃貸需要は高い
🏠 学校区が良い エリアは、ファミリー層に人気
🏠 近くに商業施設やスーパーがある と生活利便性が高い

② 間取りは万人受けするものを

📌 クセの強い間取りは避ける(特殊な間取りは次の入居者が見つかりにくい)
📌 2LDK〜3LDK など、一般的な間取りがベター

こういった条件を満たした物件なら、

引っ越した後に売却しても、賃貸に出しても対応しやすい!


5. 賃貸派が向いている人

とはいえ、 すべての人にマイホームが最適とは限りません。

以下のような人は、 賃貸の方が向いている でしょう。

頻繁に引っ越しする可能性がある
間取りに強いこだわりがある(個性的な家に住みたい)
地方や人里離れたエリアに住みたい

特に 「転勤が多い人」「生活スタイルが変わりやすい人」 は、

マイホームを持つことが足かせになる可能性もあります。


6. 結局、マイホームか賃貸かは「人による」

マイホーム購入は 「不動産投資」 と考えると、

より賢く物件選びができることは間違いありません。

しかし、

🏡 住む場所の自由度を重視するなら賃貸
🏡 資産価値やローンのメリットを活かしたいなら購入

と、それぞれのメリットがあります。

あなたはどちら派ですか?

最後まで読んでくれてありがとうございました!

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