簿記3級に合格しました!
……といっても、ド派手な満点合格ではなく、70点ジャストのギリギリ合格です(笑)。
この記事では、「簿記3級ってどんな感じ?」「どれくらい難しいの?」「本当に独学でいける?」という方に向けて、半年かけて60時間ほど勉強してやっと合格した体験談をお届けします。
これから受験される方の参考になれば嬉しいです!
簿記3級に挑戦したきっかけと勉強法
簿記3級を取得しようと思ったきっかけは、両学長のリベ大でした。
リベ大では資産形成の基礎として、簿記とFPの資格取得を推奨しています。
私はすでにFP2級は取得済みだったため、「次は簿記を取ってみよう」と思ったのが始まりです。
そんな状態から、市販の参考書だけを使って独学でコツコツ勉強を始めました。
勉強期間と勉強時間
- 勉強期間:約半年
- 累計勉強時間:約60時間(かなり少なめ)
「半年もやってたのに60時間?」と思われるかもしれませんが……はい、かなりサボりがちでした(笑)。
簿記3級のネット試験はいつでも受けられる環境なので、
「まあ、まだ時間あるし」
という油断と甘えのスパイラルに見事にハマってしまいました。
本番の点数と“鬼門”第2問の洗礼
さて、気になる本番の結果はこちらです。
問題 | 得点 | 配点 |
---|---|---|
第1問(仕訳問題) | 42点 | 45点 |
第2問(補助簿・勘定記入など) | 6点 | 20点 |
第3問(試算表など) | 22点 | 35点 |
合計 | 70点 | 100点 |
そう、ギリギリの合格ライン。
特に第2問、これが大きな鬼門でした……。
なぜ第2問は難しいのか?
第2問は「何が出るか読みにくい」。
補助簿、勘定記入、帳簿記入、伝票、などなど、出題範囲が広すぎる!
対策のしづらさもあって、6点というまさかの壊滅的スコアに。
この6点を見たとき、
「あ、これ落ちたな」
と一瞬本気で思いました。
ただ、第1問と第3問でなんとかカバーできて、
「ギリギリでも合格は合格だ!」と自分に言い聞かせました(笑)。
合格のポイントと反省点
ポイント①:仕訳は確実に点を取る
第1問の仕訳問題は毎回のように出る定番問題。
ここで42点取れたことが、合格のカギでした。
「仕訳だけは絶対に落とさない」
という気持ちで、繰り返し練習したのが功を奏したと思います。
仕訳問題はとにかく毎日繰り返しました。
不得意な仕訳は何度でも立ち向かって、体に染み込ませるまで反復練習!
気づけば、最初はチンプンカンプンだった内容も、少しずつ「慣れてきたかも?」という感覚に変わっていきました。
ポイント②:ネット試験でも“本番”の意識を持つ
いつでも受けられるネット試験は便利ですが、
“緊張感が持ちにくい”という落とし穴があります。
「試験日は自分で決める」となると、ついつい先延ばしに……。
もっと早く、もっと真剣に試験日を決めていれば、
合格点にも余裕ができたかもしれません。
簿記3級を取ってよかったこと
「簿記って取って意味あるの?」と思う方も多いかもしれません。
でも、**思った以上に実生活や仕事に役立つ!**と実感しています。
- 仕事上の組合や任意団体での決算報告なども、以前より内容が理解できるようになりました。
- マンションの管理組合の会計資料なんて、以前は「数字がいっぱい……」で終わっていたのが、今では「あ、これってあの勘定科目だな」と読めるように(笑)。
- 株式投資の企業分析でも、財務三表の意味がだいぶ掴めてきました。
- 経理部の方と話すときも、以前は「なんとなく」で相づちを打っていたのが、会計用語を交えながら会話できるようになったのは大きな進歩です。
迷いながらも、次のステップへ!
実は今、次に取る資格を迷っているところです。
私はすでにFP2級は取得済みなので、そこから先の選択肢としては、
- 簿記2級に進む?
- 不動産関係「マンション管理士」「管理業務主任者」?
- ITパスポートやVBA関連?
など、自分の興味と仕事に役立つものを中心に検討中です。
方向性を見定めてから、また新たな挑戦を始めたいと思います。
どんな資格であれ、一歩踏み出す勇気が何より大事。
ギリギリでも、合格したという事実が、次への自信になります。
最後に:これから簿記3級を目指すあなたへ
「70点で合格?中途半端じゃない?」
そんなふうに思う方もいるかもしれません。
でも、合格は合格です!
試験は“結果がすべて”という面もあります。
完璧を求めるよりも、まずは一歩踏み出すことが大切です。
この記事が、これから受験する皆さんの励みになれば嬉しいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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