暴落の渦中で感じたこと ~資産10%減の衝撃~
2025年4月7日時点で、私のポートフォリオはピーク時から約10%の下落を記録しています。
主な原因は「トランプショック」と呼ばれる事態。 市場は突如として調整局面に突入し、資産が目に見えて減少していく様子には、さすがに心穏やかではいられません。
しかし、こうした暴落の局面でこそ、自分の投資スタンスを再確認する好機だと感じています。
なぜなら、投資は感情との闘いだからです。
好調だった過去数年を振り返る ~バブルの香りも?~
ここ数年、米国株の驚異的な上昇に牽引されて、日本株も絶好調でした。
あれよあれよという間に、資産も順調に増加。 正直なところ、少し浮かれ気分になっていたのは否定できません(笑)
冷静に見れば、バブル的要素も混ざっていたように思います。 誰もが「いつ利確すべきか」を考えながら、チキンレース状態だったマーケット。
そこにトランプ氏の強烈な発言が投下され、まるでバブルを見事に破裂させたような様相を呈しています。
とはいえ、日本株は“実力”を保っている
ここで誤解してほしくないのは、
“日本株が業績的に崩れているわけではない”
という点です。
むしろ、企業の業績は堅調。
もちろん、トランプ氏の強硬姿勢により、相互関税のような不透明感は漂っていますが、現時点(2025年4月7日)では、企業収益への影響はまだ顕在化していません。
つまり、「ショックはショックでも“本質的な崩壊”ではない」というのが、私の現時点での認識です。
投資方針は変えない ~長期保有+配当でじっくり~
こうした局面では、つい売りたくなったり、逃げたくなったりしますよね。
でも私は、
“長期保有で配当を得ながらじっくりと状況を見る“
というスタンスを貫くつもりです。
理由はシンプル。
今の私のポートフォリオに組み込まれている企業の“稼ぐ力”はまだ健在だからです。
彼らの生み出す利益に対して、株主としての“権利”を放棄するのは、今ではないと感じています。
暴落時にこそ大切な3つの視点
では、暴落時にどういう点を意識するべきか? 私が実際に意識しているポイントは以下の3つです:
1. 感情を切り離すこと
焦りや恐怖で売らない。 過去の暴落でも、冷静さを保った人が結局は勝ち組になることが多いのです。
2. 現状の企業価値を確認する
株価は下がっても、企業の業績が変わっていなければ、本質的価値は落ちていないと判断できます。
3. 配当の重要性を再認識
下落相場でも配当は心の支えになります。 インカムゲイン(配当収入)で気持ちを安定させるのは、長期投資家にとって強い武器です。
投資は長距離走。たまには立ち止まって深呼吸を
今回の下落で改めて思ったのは、
“資産形成は一夜にして成らず”
ということ。
上がって喜び、下がって慌てる──そんな投資スタイルから一歩引いて、 長期的な視点で「企業とともに歩む投資」を意識していきたいと思います。
読者の皆さんは、こうした相場の急変時、どう行動していますか? 感情に流されそうな時、どうやって自分を保っているでしょうか?
ぜひ、自分なりの”心の投資ルール”を持っておくと、 どんな暴落が来ても、投資人生はブレにくくなります。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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