1. FIRE後の“意外な楽しみ方”とは?
FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的自立と早期リタイア)を目指す方なら、FIRE達成後の自由な時間をどう過ごすか、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
旅行、趣味、自己投資… その中で、ちょっとマニアックだけど刺激的な選択肢が「株主総会に参加すること」です。
「え、株主総会って、退屈そう…」と思ったあなた。実は、株主総会は“企業という生き物の心臓部”を間近で感じられる場なのです。
2. FIREすれば“時間の壁”は取り払われる
現役世代の私たちは、仕事の都合で平日に開催される株主総会にはなかなか参加できません。
しかし、FIREを達成すれば話は別。時間は自分のものです。
場所は東京・大阪・福岡などの都市部が多いですが、 FIRE後なら遠征だって旅行気分でOK。
3. 株主総会に行くメリット
(1) 経営陣を“リアル”で観察できる
IR資料や決算説明会の動画では伝わらない、経営陣の話し方・表情・動きを生で見られるのは貴重な体験。特にトップ経営者の熱意や人柄は、株価指標以上に企業研究のヒントになります。
(2) 経営方針を“生の声”で聞ける
数字だけではわからない、経営陣の考えや今後のビジョンを直接聞くことができます。会場の空気感とセットで記憶に残るので、企業研究が深まりやすいのもポイント。
(3) 会場の雰囲気を体験できる
「株主総会ってどんな人が来ているの?」
年配の株主、機関投資家、一般投資家、そして“株主優待目当て”の方々…
そんな人間模様を眺めるのも、なかなか面白いんです(笑)。
(4) お土産の有無も“実地調査”
昔はお菓子や記念品がもらえる会社も多かったとか。最近は減っていますが、現地でしか得られない情報って、意外とあるものです。
(5) 株式投資の見識が深まる
株主総会では知らなかった情報や専門用語に出会うこともしばしば。
それがきっかけで「もっと調べてみよう!」と勉強のモチベーションが湧いてきます。
4. 株主総会に行くデメリット
もちろん、メリットばかりではありません。
(1) 時間と交通費がかかる
会場が都市部に集中しているため、地方在住だとコストは覚悟が必要です。
(2) “推し経営者”にハマりすぎ注意
カリスマ経営者に惚れ込むあまり、経営判断が甘くなるリスクも。
実は私、以前ソフトバンクグループの株主総会に行きたくて株を持っていたことがあります。孫正義さんのファンだったんです(笑)。ですが今は投資会社化してボラティリティが大きすぎるため、ポートフォリオから外しました。推し活と資産運用は、冷静に切り離すことが大事です。
5. FIRE後の“新しい挑戦”にピッタリ
FIRE達成後は、時間にも心にも余裕が生まれます。その余裕で、今までできなかったことに挑戦するのは、FIRE生活を充実させる秘訣。株主総会への参加は、その1つの選択肢です。
会場の雰囲気、経営陣の熱意、そして株主の空気感。投資している企業を、より“肌で感じる”ことができる貴重な機会になるでしょう。FIRE後に「総会マスター」を目指すのも、面白いかもしれません(笑)。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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