【FIRE準備中のあなたへ】同僚への相談は慎重に!信頼と計画を守るための心得

人生設計
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FIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指していると、ふと誰かに話したくなる瞬間がありますよね。

「この節約術、すごくうまくいった!」とか「投資でちょっと成果が出たかも」とか。

特に日々一緒に働いている同僚には、つい話してしまいたくなることもあるでしょう。

でも――ちょっと待ってください。

結論から言います。

FIREの相談、同僚にはやめておいた方がいいです。

その理由、実体験も交えて解説していきます。


周囲に相談したくなるのは自然なこと

FIREを目指す人にとって、一人でコツコツと節約や投資を続けるのは孤独な戦いです。

SNS(私の場合はX)では、ある程度情報交換をしていますし、共感してくれる人もいます。

でも、リアルの世界では……

誰にも話せない。いや、話さないほうがいい。

これが私の結論です。


家族との対話は大切。でも限界もある

我が家では、妻にだけは時々話しています。

というより、「相談」というよりは「現状報告」に近いディスカッションですね。

ただ、夫婦ともにFIREに関しては完全なる素人。

方向性のすり合わせはできても、具体的なノウハウや戦略までは共有できません。


同僚に話したい…でも話せないジレンマ

職場で「この人なら相談できそうだな」と思える同僚がいることもあるでしょう。

私にも、そう思える同僚がいます。

でも、どうしてもその一歩が踏み出せない。

理由はいくつかあります。

1. 相手の立場を考えると話しづらい

その同僚が、これからも会社に残り続ける立場であれば、

FIREを目指して退職しようとする人の話を素直に応援できない可能性があります。

「なんで自分はまだ働いているのに、君だけ自由になろうとしてるの?」

そう思われても不思議ではありません。

2. 信頼関係にひびが入るかも

私が相談を受ける立場なら、親身に話は聞くと思います。

実体験として、以前部下から「今すぐではないが、資格取得を目指しており、いずれその道に進みたい」という趣旨の相談を受けたことがあります。

その部下は非常に優秀で、何も問題のない人材でした。

しかし、私は心のどこかで「いつか辞める人材」としてのフィルターをかけてしまったのです。

そしてそのフィルターは、知らず知らずのうちにその人の評価を少しずつ下げる結果につながってしまいました。

でもやっぱり、「この人、どうせ辞めるんでしょ」と思ってしまう気もします。

そうなると、仕事上の信頼度はどうしても下がってしまいます。

3. 情報が洩れるリスク

仮にその同僚が信頼できる人であっても、

どこからか話が伝わってしまうこともあります。

そうなると、

  • 上司に誤解される
  • 昇進や人事評価に影響が出る
  • 「やる気のない人間」と見られる

といったリスクが高まります。


結局、私は誰にも相談していません

私のFIRE計画は、ほぼ完全に個人戦です。

Xでの情報収集や共感はあるけれど、リアルな人間関係では誰にも話していません。

それが今の私には一番の防衛策だからです。


相談するなら、同僚以外にしよう

たとえば以下のような人なら、比較的安心して話せるかもしれません。

  • 昔からの親友
  • 同じ志を持つ投資仲間
  • 会社外の知人
  • 匿名で交流できるSNSのフォロワー

でも、会社の同僚だけは避けたほうが無難です。

FIREを目指すということは、ある意味で「別の人生」に進むということ。

それは、今いる組織とは袂を分かつ準備をしているということでもあるんですよね。

そのことを考えれば、同僚に相談することがいかにリスクの高い行動かが見えてくるはずです。


まとめ:FIREは孤独な戦い。でもそれでいい

FIREを目指すには、時に孤独に耐える必要があります。

でもそれは、自分の自由を手に入れるための必要なプロセスです。

そして、必要な情報や励ましは、リアルな関係よりも、

むしろSNSや書籍、コミュニティから得る方がリスクが少なく、効率的なことも多いです。

だから、もし今あなたが「同僚に相談したいな」と思っていたら……

ちょっと立ち止まって、考えてみてください。


最後まで読んでくれてありがとうございました!

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