最近増えている「それっぽい」フィッシングメール
最近のネットニュースによると、楽天証券をターゲットにしたフィッシング詐欺が相次いで発生しています。私自身も実感していますが、以前と比べて、怪しいメールのクオリティがやたら高いんです。
以前なら「これは明らかに怪しい!」とすぐに気づけたものの、今では一見本物と見分けがつかないメールも多く、うっかりクリックしてしまいそうになります。
詐欺の手口:あなたの油断を突く
手口は至ってシンプル。ですが、そのシンプルさが逆に厄介です。
- 楽天証券を装ったメールが届く
- 内容は「口座凍結」「不正利用による制限」など、緊急性をあおる文言が多い
- メール内のURLをクリックさせ、偽サイトへ誘導
- 偽サイトでログイン情報や個人情報を入力させる
- 詐欺グループが本人になりすましてログインし、保有株を勝手に売却
- 海外株(中国株など)を購入するなどの被害が発生
特に恐ろしいのが、取引の事後通知が楽天証券から届いた頃には、すでに被害が進行していることです。
自衛こそが最大の防御
クレジットカードや銀行口座の不正利用は、ある程度補償されることが多いですが、証券口座は補償されにくいケースもあるので、FIREを目指す私たちにとっては命取りになりかねません。
ですから、**自分の資産は自分で守るしかない!**という意識が必要です。
今すぐできる5つの自衛策
1. メールのURLはクリックせず、公式サイトへ直接アクセス!
たとえメールが本物っぽくても、URLからは絶対にアクセスしないようにしましょう。
「口座に不正アクセスがありました」などと書かれていても、 一度深呼吸して、楽天証券の公式ページをGoogleやYahoo!で検索してアクセスするのが正解です。
「口座凍結」「利用制限」などの言葉が並んでいたら、誰だって焦りますよね。つい、メール内のURLをクリックしてしまいそうになりますが、そこが一番の落とし穴です。
そんなときこそ、慌てずに一呼吸置いて、Googleなどのブラウザで楽天証券の正式なページを検索し、そこからログインして本当にそのような状態になっているかを確認するのが鉄則です。
このひと手間が、あなたの資産を守ります。
2. パスワードの強化
・英数字、記号を組み合わせた長めのパスワードに変更しましょう。 ・特に大文字を1つでも入れるだけで、セキュリティレベルが格段にアップします。
例:
Rakuten!2025%Safe
(こんな感じで)
3. 定期的に口座チェック
「放ったらかし投資」は便利ですが、完全放置は危険です。
・週に1度は保有銘柄を確認しましょう。 ・楽天証券からの取引メールは金額だけの通知が多く、詳細が不明なので要注意。 ・マネーフォワードMEなどの管理アプリで確認すると便利ですが、銘柄数が多い人はちょっと大変かも(笑)。
4. 二要素認証を有効にする
・ID・パスワードに加えて、SMS認証や顔認証、指紋認証を設定しましょう。 ・面倒でもこの一手間が、不正ログインを防ぐ大きな盾になります。
まとめ:あなたの大切な資産、守れていますか?
私も楽天証券を使っているので、このニュースはまったく他人事ではありません。
せっかく節約してコツコツと積み上げた資産を、一瞬の油断で失うなんて悔しすぎる!
楽天証券も今後対策を強化してくれるとは思いますが、 やはりまずは自分の意識と行動が第一防衛ラインです。
この記事が、あなたの防衛力を少しでも高める一助になればうれしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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